お知らせ

善重寺伽藍再建事業を表示しています

善重寺伽藍再建事業報告【12】

平成29年に入りまして、本堂内の欄間が出来上がってまいりました。一枚一枚大変な手間をかけて彫られた彫刻は、まさに一見の価値があります。実際に本堂に設置されるのが、楽しみです。
また、建築の工場では、本堂の屋根の仮組を終えました。建前に向けての最終段階の準備が進められているようです。建前は本年3月22日に始まり、一カ月以上かけて行われる予定となっております。

本堂内に取り付けられる欄間の彫刻 このような彫刻が、計7枚取り付けられます
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大変美しいお顔です
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楽器も細部まで彫刻されています
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彫刻の工房にて(福岡県直方市) 写真中央が彫刻師の香月氏
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本堂の屋根の仮組
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善重寺伽藍再建事業報告【10】

工場のほうでは、第一期工事の本堂建設準備が着々と進んでおります。宮大工が柱や梁を一本一本手作業で加工をしているため、時間はかかっておりますが、美しい彫刻の施された梁などが仕上がってきており、徐々に建前の時期の目処が立ってまいりました。
来年春には建前、そして平成29年末の完成を目指し、工場では毎日地道な作業が続いております。

欅の梁に模様を彫刻しています
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この梁は虹梁(こうりょう)といいます
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虹梁の模様(上下逆)
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虹梁の下に彫られた模様
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木鼻(きばな)
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向拝の屋根を支える手挟み(たばさみ)
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斗(ます)という部品
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組み物の部品
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善重寺伽藍再建事業報告【9】

梅雨に入りました。第二期工事の会館建設につきましては、建具や畳の納入を残し、すでに完成致しました。第一期工事の本堂建設につきましては、今も急ピッチで梁や柱の加工を進めておりますが、宮大工が一つひとつ丁寧に手作業で加工をしており、なかなか思うようには進まない状況でございます。
今年中に建前を迎えることが出来るか微妙な状況ですが、平成29年末の完成を目指し、一歩一歩、歩みを進めているところです。

棟梁・宮大工 坂下雅美氏 欅の梁を仕上げています
坂下氏「悲しいかな、手間の塊です・・・。」
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丸柱加工のための墨付け
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地道な手作業が続きます
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細かく墨付けされた木材 建築の緻密さが、うかがい知れます
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完成されたパーツ どこの部分なのか全く分かりません
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彫刻が施される前の梁 
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工場に積み上げられた木材
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大小様々な鉋(かんな)
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建具の納入待ちの会館広間
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善重寺伽藍再建事業報告【8】

平成28年に入り、いよいよ会館工事の完成が近づいてまいりました。既に外観はほぼ完成しており、ただ今内装の工事を着々と進めいているところです。
本堂の工事につきましても、梁や柱の加工が急ピッチで進んでおり、今年中には建前を迎えることが出来そうです。

きれいに仕上げられた格天井
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左官屋さんが漆喰の下地を塗っています
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ほぼ外観は完成
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床一面に広げられた屋根の原寸図 これでも半分
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本堂のための木材 とても太い柱や梁が使われます
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材料の寸法を測る物指 5メートルくらいあります
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平成28年3月11日

善重寺伽藍再建事業報告【7】

 師走に入りました。会館の建設は着々と進んでおり、おおよその外装と内装が見えてまいりました。現在、細かな仕様や新たな改善点など、役員や世話方と話し合いながら、建設を進めているところでございます。なお、本堂の建設につきましては、すでに基礎工事が終了し、来年の建前を待つばかりです。

宮大工により彫刻された懸魚
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懸魚と梁が寺院らしい雰囲気を醸し出しています
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玄関を組み立て中
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檜の美しい木肌が印象的です
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おおよその外観が出来上がりました
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本堂の基礎工事も終了し、建前を待っています
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電話番号
電話番号0562-32-2712
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