善重寺伽藍再建事業報告【10】
- 2016年9月26日
- 善重寺伽藍再建事業
工場のほうでは、第一期工事の本堂建設準備が着々と進んでおります。宮大工が柱や梁を一本一本手作業で加工をしているため、時間はかかっておりますが、美しい彫刻の施された梁などが仕上がってきており、徐々に建前の時期の目処が立ってまいりました。
来年春には建前、そして平成29年末の完成を目指し、工場では毎日地道な作業が続いております。
欅の梁に模様を彫刻しています
この梁は虹梁(こうりょう)といいます
虹梁の模様(上下逆)
虹梁の下に彫られた模様
木鼻(きばな)
向拝の屋根を支える手挟み(たばさみ)
斗(ます)という部品
組み物の部品