善重寺伽藍再建事業報告【9】
- 2016年6月24日
- 善重寺伽藍再建事業
梅雨に入りました。第二期工事の会館建設につきましては、建具や畳の納入を残し、すでに完成致しました。第一期工事の本堂建設につきましては、今も急ピッチで梁や柱の加工を進めておりますが、宮大工が一つひとつ丁寧に手作業で加工をしており、なかなか思うようには進まない状況でございます。
今年中に建前を迎えることが出来るか微妙な状況ですが、平成29年末の完成を目指し、一歩一歩、歩みを進めているところです。
棟梁・宮大工 坂下雅美氏 欅の梁を仕上げています
坂下氏「悲しいかな、手間の塊です・・・。」
丸柱加工のための墨付け
地道な手作業が続きます
細かく墨付けされた木材 建築の緻密さが、うかがい知れます
完成されたパーツ どこの部分なのか全く分かりません
彫刻が施される前の梁
工場に積み上げられた木材
大小様々な鉋(かんな)
建具の納入待ちの会館広間