善重寺伽藍再建事業報告【6】
- 2015年9月26日
- 善重寺伽藍再建事業
9月に入り、おおよそ一ヶ月かけて会館部分の瓦葺き作業が終了いたしました。この建物に使われている瓦は、本平瓦・素丸瓦を一体化させることにより、本葺瓦の伝統的な美しい外観をのこしつつ、耐久性を兼ね備えた、新本葺瓦です。整然と並べられた瓦は、重厚感があり、お寺らしい雰囲気を醸し出しています。
善重寺伽藍再建事業を表示しています
9月に入り、おおよそ一ヶ月かけて会館部分の瓦葺き作業が終了いたしました。この建物に使われている瓦は、本平瓦・素丸瓦を一体化させることにより、本葺瓦の伝統的な美しい外観をのこしつつ、耐久性を兼ね備えた、新本葺瓦です。整然と並べられた瓦は、重厚感があり、お寺らしい雰囲気を醸し出しています。
8月に入り、いよいよ会館部分の建前が始まりました。予め製材された木材を、大勢の大工が段取り良く組み立てていき、たった二日間で会館の骨組みが見事に完成いたしました。
只今、大工仕事と瓦葺作業が着々と進行中です。
平成27年8月28日
4月より、地盤改良の工事が始まり、順次基礎工事が進んでおります。7月になり、いよいよ建物の土台となるコンクリートの基礎の部分が出来てきました。
○平成27年5月20日~ 基礎が出来るまで
8月に、会館部分の建前を予定しています。
平成27年7月22日
4月より、地盤改良のための杭打ち工事が始まりました。調査によると、建設予定地の地質は良好で、既に本堂建設には最適なのですが、さらに堅牢な地盤を築くために杭を打ち込みます。直径60センチ・長さ4.5メートルの太く長い杭を、約1週間かけて打ち込みました。その数なんと合計156本、建物の大きさがうかがい知れます。
たとえ建築物を頑丈に作ったとしてもその建築物が立っている土地が崩れ去ってしまってはどうすることもできません。建築物を建造するときに地盤改良は必要不可欠であり、地盤が軟弱であればその上には堅牢な建築物は建たないのです。
只今建て方へ向け、着々と基礎工事を進めております。
平成27年に入りいよいよ工事が本格的に始まりました。外構工事が始まり、工事現場には柵が設置されました。
また、2月3日には釿始め(ちょうなはじめ)の儀式が執り行われました。宮大工が墨壷で線を引き、釿で材木にはつるという一連の所作を仏前に奉納し、工事の安全成就を祈願します。これから上棟にむけ、大工が作業を進めていきます。
○平成27年1月9日 外構工事
コンクリートが流し込まれます
これから、くい打ちなどの基礎工事が始まって参ります。